2016佐渡国際トライアスロン大会Aタイプ 人事総務部・及川

1

初めてのロングディスタンスに出場しました。
過去2回ほどミドルの完走経験はあるものの、236㎞は未知の領域。
しかも、大会当日は最高気温33.6度快晴と、佐渡とは思えないほどの猛暑。
ランパートでは熱中症で何人もの人が病院に運ばれていました。


2今年は金曜日のウェルカムパーティから参加。
食べ放題、飲み放題で、太鼓の演奏があり、
鬼太鼓という伝統芸能があり、
クジ引き大会がありと、
盛り沢山のプログラムで大会前から
大盛り上がりでした。


レースレポート
スイム3.8㎞(1:33:02)

片道約1㎞の往復コースを2周回。
海岸から見ると、折り返しのブイは遥か彼方に見えます。
スタート前は一緒に出場する社員と余裕の表情。
しかし、このあと。。。
3スイム1

6:00スイムスタート。
全員一斉スタートのため、海の中では大混雑。
私はスイムがあまり得意でないので、この集団のど真ん中にいます。
前後左右を見ても、人・人・人。
水中では蹴られるわ、腕で体を掴まれるわの大バトル状態。
4スイム2

1㎞ぐらい泳ぐと、何とかリズムに乗れるようになり、きれいな海を気持ち良く泳ぎます。
この日は海がとても透き通っており、周囲で泳いでいる人達の姿が間近に見えました。


バイク190㎞(7:31:43)

バイクは、佐渡島の海岸線を一周するコース。
5バイク1

ひたすら海岸線を走るため、入江ごとに登り下りがあり、
直線コースは海風が吹いており、見た目以上にタフなコース。
練習では100㎞以上の距離を走ったことがないため、
バイク後のランへスムーズに繋げるためにも、足に負担を掛けないように、
ひたすらペダルをくるくる回すことに専念。

途中、前半部分の山場であるZ坂の登り途中で、前輪からプシューと嫌な音が。。。
しかし、パンク修理材が入っていたおかげですぐに穴が塞がり、
問題なさそうなため、そのままレースに復帰。

終盤の小木の坂では、左足が攣りそうになったため、
バイクに乗りながら下り坂でストレッチ。
おかげで、最後まで何とか足が持ちました。
6バイク2


ラン42.2㎞(5:00)

ランパートに移ったのが、午後3時。
まだまだ灼熱の太陽が照りつけ、気温も下がっていません。
いつもより筋肉疲労は感じていないものの、あまりの暑さに体に力が入りません。
7ラン1

エイドステーションは2.5㎞ごとにあるため、
ステーションごとに全身に氷水を浴びていました。

水浴び後500mほどは調子良く走れるものの、またすぐに体温が上がりスピードダウン。
とにかく、次のエイドステーションまで頑張ろうと走っていました。

途中、何度ももう止めようと思いましたが、仲間が待っていてくれることを考えると、
止める訳にはいかないと自分を鼓舞していました。
ようやく午後7時近くになると、太陽も沈み、気温が下がってきました。
やっとまともに走れるようになったと思ったら、あっという間にゴールしてしまいました。
8ラン2

総評 順位275位(完走621名/出場990名)
初のロング参戦でしたが、なんとか完走できました。
9ラン3
仲間の応援や沿道での佐渡市民の声援があり、最後までやり抜くことができました。
これも応援団のサポートと家族の協力があったからこそ。

苦しければ苦しいときほど、周囲の人のありがたみを身に染みて感じます。
ゴールした後は、挑戦して良かったなと思える瞬間です。
ほんとうに、ありがとうございました。
10フィニッシュ1
佐渡大会は、今年28回目と歴史ある大会で、島民挙げての応援があり、
美しい海岸線や伝統芸能・文化があり、美味しい食事も楽しめ、
ゆっくりと観光を楽しむには最適な場所だと思います。
また、観光も兼ねて、いつか出場したいと思います。
11フィニッシュ2

おいかわ