Hello!!
今年の夏季休暇は、昨年までのアジア路線と異なり、4泊7日でNYへ冒険に行ってきました。
◆2014年ミャンマーブログ:https://search.sunfrt.co.jp/blog/staff/staff_etc/p579/
◆2015年スリランカブログ:https://search.sunfrt.co.jp/blog/staff/staff_etc/p1721/
著名な観光地はさまざまなところで取り上げられていますので、
私が今年(2016年)、NYを訪問したかった理由をメインにレポートいたします。
基本的な情報として、
ニューヨークはマンハッタン、ブルックリン、クイーンズ、ブロンクス 、スタテンアイランドの5つの区に分かれており、おもな観光ポイントはマンハッタンに集中しています。
夏はサマータイムが導入され、日本の方が13時間進んでおり、日差しは強いものの、日本より湿度が低いことから、個人的には日中でも歩きやすかったです。
マンハッタンは道路が碁盤の目のようになっており、
南北に走る通りはアベニュー、東西はストリートで規則的に統一され、初めて訪れる人でも住所が分かりやすく感じました。
■東京との違いを自分の目で見て、体感する
世界の都市圏別GDPランキングにおいて、
1位が東京で2位がニューヨークということをご存知でしたでしょうか。
初めて知ったときは意外な印象を受けましたが、
こちらの統計ではニューヨークは2位なのです。
そうはいっても都市で考えると、やはりニューヨークが世界に与える影響は絶大だと思います。
■大統領選の行われる年であること
こちらは5番街にあるトランプ・タワー。
1983年に竣工し、ショッピングモール、オフィス、マンションで構成された68階建のビルです。
今年(2016年)は4年に一度のオリンピック開催年ですが、4年に一度の米大統領選の年でもあります。
民主党ヒラリー・クリントン氏と共和党ドナルド・トランプ氏が予備選から1年近くかかる選挙戦を続けていますね。
トランプ・タワーの写真を撮っている観光客の方が多く、警備も厳重でした。
建物内はエントランス以上に至るところで金色が輝き、何ともまぶしい仕上がりになっています。
5番街を日本で例えると銀座の中央通りのような場所でしょうか。
隣が某映画でも有名なティファニー本店であるといえば、
立地の素晴らしさが伝わるのではないかと思います。
■国連本部があること
マンハッタンの中心部からやや外れたところにある国連本部。
この建物を含め、広大な敷地に4つのビルから構成されています。
一般に開放されているスペースでは、
貧困や紛争を始めとする世界が抱える問題の現状と
国連がどのように関わっているかを知ることができます。
歴代事務総長の似顔絵も飾ってあります。
各国の首脳が熱い議論を繰り広げてきたであろう会議室。
会議スペースは複数あるようで
拝見したところは比較的小規模でした。
■FRBがあること
ウォール街の近くにあるニューヨーク連邦準備銀行
(Federal Reserve Bank of New York)。
連邦準備銀行は米国内に12行あり、
ワシントンにある連邦準備理事会(Federal Reserve Board)が統括している様子。
どちらもFRBと呼ばれるのでややこしいのですが、
当社では某マーケットレポートでおなじみの場所に行けて一人で感動。
旅程変更により、建物内は見学出来なかったものの、
諦めきれず中を覗こうとしたところ、近くに控えていた覆面パトカーにサイレンを鳴らされ警告されてしまいました・・・
やはり警備は厳重です。
■NY証券取引所(NYSE)があること
ウォール街にあるNYSE。
ニュースの中継などでよく映されていますし、
直近ではLINE社が日米同時上場しましたね。
通りが狭く、やはりイメージで思っているのと
現地に行くのとでは印象が全く違いますね。
緑の垂れ幕には新規上場企業5社が紹介されていました。
こちらでも某マーケットレポートの苦労が思い起こされ、
暫し、一人で立ち尽くしていたことは言うまでもありません。
■アメリカ同時多発テロ事件から15年の節目であること
ワールドトレードセンターの跡地でもっとも高層の1 ワールドトレードセンター。
アメリカ独立の年にちなみ1,776フィート(約541m)だそうです。
衝撃的な事件から、はや15年も経っていますが、
いまだに建築中のビルもあります。
ちなみに、3ワールドトレードセンターの資金の一部は
クラウドファンディングが活用されるなど、
多様な資金調達手法が用いられているようです。
元ツインタワーが建っていた場所は、9/11メモリアルとなっており、
堀には犠牲となった方々の名前が刻まれていました。
9/11メモリアル・ミュージアムでは、
日本語ガイダンスがあり、オススメです。
今回の冒険を通して、このほかに
・至るところで国旗が掲揚されている
・アメリカ人は体が大きく、タトゥーを入れている方が多い
・細かい部分は雑だが、よく言えば細かいことを気にしない
・NYの有名店は大体が東京にも出店している
などが印象に残っています。
細かく掘り下げるスペースが無いので割愛しますが、
日本政府が観光立国を掲げ、当社が日本でインバウンド向け都市型観光ホテルを展開していくにあたり、日本で訪日客を受け入れるときの対応などを考えていくと、
多様な価値観を知ることが、ものごとの背景を掴む手掛かりになるのではないかと感じました。
まだまだ自分は何も知らないのだと痛感した次第です。
そして、最後に「家に帰るまでが遠足です。」
という言葉の重みを感じる旅行となりました。
Thank you very much!
T夫