アジア最後のフロンティア ミャンマー旅行記 ~バガン編~

ミンガラーバー!(こんにちは)

このたび夏期休暇をいただき、ミャンマーに5泊7日で冒険に行ってきました。


20140830_05_01こちらはミャンマーで一番に迎えてくれたサムスン

他の場所でも韓国企業の進出が印象に残りました。

今回はミャンマー滞在3日目に過ごした
「バガン」についてレポートします。


バガンは、ミャンマー最大の観光地で
インドネシアのボロブドゥール・カンボジアのアンコールと並び、
世界三大仏教遺跡がある場所なのです!

ミャンマー滞在3日目
今日はヤンゴンからバガンへ移動のため、午前3:50に起床!!
気合いが入り過ぎなのではなく、国内線はなぜか早朝しかないのです^^;


20140830_05_02チケットは手書き!


20140830_05_03乗るのは何とプロペラ機!

なぜか航空券と異なる会社の飛行機に
不安が高まりましたが、
6:20に予定通り出発し、
1時間20分ほどで無事バガンに到着!

8月のミャンマーは雨期なのに、
バガンは日差しが強く暑い!


20140830_05_04急いでホテルにチェックイン後、
最初に訪れたのは現地の雰囲気を確かめるべく
「ニャウンウーマーケット」

食料品だけでなく、衣料品や雑貨など
あらゆる種類のお店があり、
人々の活気と生鮮品の強烈なにおいで
満たされていました。


20140830_05_05形から入るタイプの嫁さんは
早速ロンジー(民族衣装の巻きスカート)を
交渉の末に購入!


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タナカ(日焼け防止などの効果)を塗ってもらい、
すっかりミャンマー人の気分!


20140830_05_07こちらは現地の嗜好品キンマを売っているところ。


20140830_05_08マーケットを十分に散策した後は遺跡巡りへ
最初に行ったのは「シュエズィーゴン・パヤー」

青空に黄金が輝きすぎて、まぶしい!
ミャンマーで仏塔(パヤー)や寺院に
入るときは裸足になるので、日中は地面の暑さにも要注意です。

ちなみに仏塔は仏舎利が納められていて、
寺院は本堂などに仏像が安置されているもののことをいいます。
こちらは1,000年以上前に建築されていますが、
ここまで綺麗なのは現在も宗教施設として使われており、
修復がどんどんされているからとのこと。


20140830_05_09次に「ティーローミィンロー寺院」
いかにも遺跡っぽい雰囲気。

ティーローミィンローとは「傘」を意味し、
王の後継者を王子から選ぶ際に
傘が倒れた方向にいた王子を選んだというところから
この名前が残っているとか。


20140830_05_10バガン遺跡を代表する「アーナンダ寺院」

最大規模で最もバランスが取れ、
美しいと言われています。が・・・
外観写真を取り損ねたようです^^;

四方それぞれに仏像があり、こちらは西の釈迦牟尼(ゴータマ)

ミャンマー人は信仰心が厚く、至る所に寄付の箱が設置され、
たくさんのお金が集まっていました。

寄付のしすぎで貧しいのではないかと
言われるほどです。


20140830_05_11そろそろお腹が空いてきたので
昼食は「Queen」というお店で取ることに

ここはやはりカレーを注文。
Queenでは、王様が食べる形式で
提供してくれます。


20140830_05_12ミャンマーの食事は油が多いと言われますが、
ここのお店はしつこく無く、
カレーがパラパラご飯によく合います。

ガイドブックでは見かけないお店でしたが、
ミャンマー旅行中一番おいしいカレーでした^^


20140830_05_13ここで、あまりに日差しが強いため、
一旦ホテルに戻り、休憩。
その後、漆器作りを見学。


20140830_05_14作品が仕上がる過程が左奥から並んでいます。

手作りで何回も塗り直して作られていくため、
とても頑丈な仕上がり!落としても割れません。
代表の方は日本で修行もされたと
自信をお持ちでした。


20140830_05_16精緻な作りに心惹かれ、
小物入れとティッシュケースを購入。


20140830_05_17また遺跡巡りに戻り、
次に行ったのは「マヌーハ寺院」

いかにも窮屈そうなのは、
囚われの王が鬱屈した気持ちを表して
作ったからのようです。


20140830_05_18寺院裏側にある寝仏も狭そう^^;
あまりに狭すぎて足元から
顔がほとんど見えません・・・


Eこちらはバガンで最も高い「タビィニュ寺院」
65mあります。

向かいには日本人戦没者慰霊碑があり、
お線香をいただいて、供養しました。


20140830_05_20いろいろ回っているうちに日が落ちてきたので、
最後に「シュエサンドー・パヤー」へ

ここは何と階段で上部に行くことができ
バガンを一望できる場所なのです!


20140830_05_21見渡す限りの一面が
緑と遺跡で埋め尽くされています。


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夕日と大小さまざま3,000を超える遺跡は幻想的な眺めです!!

レポートは以上です。


20140830_05_24今回は自分で下調べをした上で、
現地でガイドさんをお願いし、
細かく説明していただいたことがとてもよかったです。


いつもなら、おいしい!綺麗!大きい!すごい!と
ただ感じるままだけで終わるところでした。

仏像の形にも特徴があり、
立っている、座っている、寝ているものや
耳の大きさ、手のポーズや視線が異なるものがあります。

これらの違いは
作られた時代や表現しているものの違いであり、
深い意味を持っており、感心することばかりでした。

ミャンマーは20年以上続いた軍事政権から
2011年に民主化の流れとなり、
急速な成長期待を込めて
「アジア最後のフロンティア」と呼ばれております。

今回ご紹介できなかった
最大都市のヤンゴンなども回ってみて、
実際にビジネスチャンスが至る所にあると感じました。

次は仕事で訪問できるよう、今は目の前の仕事に励みます!

チェズーティンバーデー!(ありがとうございました)

T夫