サンブログをご覧の皆様、いつもありがとうございます。
当社では、主戦場である「東京」の魅力を日々探求しております。
皆様、東京湾の「海の森」をご存知でしょうか。
お台場の南側にある「中央防波堤内側埋立地」。
ここは、昭和48年から昭和62年まで、約1,230万トンのゴミで造成された埋立地です。
完成すると日比谷公園の5.5倍にあたる88ヘクタール。
平成19年から30年かけて整備する計画とのこと。普段は立入が禁止されています。
では、なぜ立ち入り禁止なのに、東京さんぽで紹介するのかって?
それは、あおぞらフェスタが開催されていたからです。
年に数日、こんなイベントが開かれているそうです。
名だたる企業が、このイベントを支援しています。知らなかった~。
7月23日(土) くもり 東京湾ゲートブリッジを渡り、海の森へ初上陸!
東京湾も時代とともに形を変えています。
まずは、入口脇のブースで東京湾埋立の歴史をお勉強。
真ん中が中央防波堤内側埋立地
随分と陸地が増えているのですね。
「海の森」はリサイクルの視点を大切にし、都立公園や街路樹の剪定枝葉から堆肥を作ったり、浄水場からのリサイクル土を利用したりしているとのこと。5月に行った「東京を知ろうツアー」のときにゲートブリッジは渡りましたが、東京に住んでいながら、まだ知らないことが多いのだと気付かされました。
海の森に入り最初に待っているのは・・結構な坂です。
両側は植樹活動によって鬱蒼としています。そして、海の森にはこんな生き物が住んでいます。
都内にこんなところがあったなんて驚きです。子供達が網とかごを持って昆虫探しに奮闘していました。
坂を上りきると・・。
この下にゴミがあるのですね。
途中のイベント会場を抜け、整備された道を進むと、展望広場への階段を発見。
「さんぽ」いうよりちょっとした探検気分。
そして、広場を抜け、展望台からの眺めがこちら!
東側 ゲートブリッジが大きく見えます。
北側 遠くに豊洲が見えます。風が気持ちいい!
お台場も一望です。
東京タワーとスカイツリーが、展望台からバッチリ両方見えました。
風車の向こうに見えるのは、対岸の川崎でしょうか。
そして、西側は東京港のコンテナ(通称:キリン)が並びます。
展望台を下り、再び遊歩道へ。
その道すがら、昨年植樹した若木を発見。
広場の真ん中にマンホール?東京オリンピックが開かれる4年後、ここはどうなっているのでしょうか。
「灯台下暗し」といいますが、都心のすぐ近くにこんな自然があるなんて、夢にも思いませんでした。
吹き抜ける風が心地良く、流れる汗も気持ちよかったです。
来年開催されるかは判りませんが、チャンスがあれば是非行ってみてください。
建築家安藤忠雄氏もこのプロジェクトにメッセージを送っております。
海の森については、東京都港湾局ホームページをご覧ください。
http://www.kouwan.metro.tokyo.jp/kanko/uminomori/
次はどこへ行こうかな?
kx@g