東京さんぽ vol.9  【東京湾 海の森】

サンブログをご覧の皆様、いつもありがとうございます。
当社では、主戦場である「東京」の魅力を日々探求しております。

皆様、東京湾の「海の森」をご存知でしょうか。

お台場の南側にある「中央防波堤内側埋立地」。
ここは、昭和48年から昭和62年まで、約1,230万トンのゴミで造成された埋立地です。
完成すると日比谷公園の5.5倍にあたる88ヘクタール。
平成19年から30年かけて整備する計画とのこと。普段は立入が禁止されています。

001海の森紹介1


では、なぜ立ち入り禁止なのに、東京さんぽで紹介するのかって?
それは、あおぞらフェスタが開催されていたからです。
年に数日、こんなイベントが開かれているそうです。

002海の森フェスタ

名だたる企業が、このイベントを支援しています。知らなかった~。


7月23日(土) くもり 東京湾ゲートブリッジを渡り、海の森へ初上陸!

003海の森入口 海の森入口。遠くにゲートブリッジが。

東京湾も時代とともに形を変えています。


まずは、入口脇のブースで東京湾埋立の歴史をお勉強。

004東京湾埋め立てS31 005東京湾埋め立てH19

真ん中が中央防波堤内側埋立地

随分と陸地が増えているのですね。


「海の森」はリサイクルの視点を大切にし、都立公園や街路樹の剪定枝葉から堆肥を作ったり、浄水場からのリサイクル土を利用したりしているとのこと。5月に行った「東京を知ろうツアー」のときにゲートブリッジは渡りましたが、東京に住んでいながら、まだ知らないことが多いのだと気付かされました。


海の森に入り最初に待っているのは・・結構な坂です。

006最初の坂


両側は植樹活動によって鬱蒼としています。そして、海の森にはこんな生き物が住んでいます。

007ここに住む動物008ここに住む動物2009ここに住む動物3

都内にこんなところがあったなんて驚きです。子供達が網とかごを持って昆虫探しに奮闘していました。


坂を上りきると・・。

この下にゴミがあるのですね。

途中のイベント会場を抜け、整備された道を進むと、展望広場への階段を発見。

010道 011展望広場入口012階段「さんぽ」いうよりちょっとした探検気分。


 

 

そして、広場を抜け、展望台からの眺めがこちら!

013展望台 東

東側 ゲートブリッジが大きく見えます。

014展望台 北

北側 遠くに豊洲が見えます。風が気持ちいい!


015展望台からお台場

お台場も一望です。

東京タワーとスカイツリーが、展望台からバッチリ両方見えました。


016展望台 南

風車の向こうに見えるのは、対岸の川崎でしょうか。

そして、西側は東京港のコンテナ(通称:キリン)が並びます。


017展望台 西

展望台を下り、再び遊歩道へ。


018道

その道すがら、昨年植樹した若木を発見。


019昨年の植樹

020広場 021広場からゲートブリッジ

広場の真ん中にマンホール?東京オリンピックが開かれる4年後、ここはどうなっているのでしょうか。


「灯台下暗し」といいますが、都心のすぐ近くにこんな自然があるなんて、夢にも思いませんでした。
吹き抜ける風が心地良く、流れる汗も気持ちよかったです。

来年開催されるかは判りませんが、チャンスがあれば是非行ってみてください。

建築家安藤忠雄氏もこのプロジェクトにメッセージを送っております。

海の森については、東京都港湾局ホームページをご覧ください。

http://www.kouwan.metro.tokyo.jp/kanko/uminomori/

次はどこへ行こうかな?

kx@g