2018年6月のさと、うま 朝のコーヒー、夜のビールがよい仕事をつくる@馬渕知子

このタイトルに驚きました。
なぜなら私はブラックコーヒーとビールしかほぼ飲まないからです。
そしてその2種類で「良い仕事をつくる!」とくれば、
手に取らずにいられませんでした。

このふたつに共通する要素が「自律神経」を整える働き
・自律神経とは、私たちの意志と関係なく、
生命維持を行うために働く神経
・自律神経は交感神経と副交感神経で構成されており、
絶妙なバランスに保つことで健康状態を維持していて、
このバランスが乱れると、自分ではどうすることもできない不調が
次から次へと体に現れる
・いくら優秀な人であっても、コンディションが整っていないのでは
その能力も発揮できない
・コーヒーとビールには、交感神経と副交感神経をコントロールする力がある
・そして、種類の選び方や飲むタイミングの使い分けによっては、
自分の思うように操れる可能性もある

なるほど。

■コーヒー
・純粋にコーヒーの働きを活用したいのならば、基本は「ブラック」
・砂糖を入れるのならば、上白糖より黒糖が血糖値の上昇をおさえる
・コーヒーに含まれるカフェインは、摂取後1時間程度で
体脂肪のぶん会を促進するため、あわせて外回りすると代謝が増す
・脂肪分の多い食事とコーヒーを併せて飲むことで、
クロロゲン酸が食事に含まれる脂肪の分解・吸収抑制作用を分解し、
太りにくくなる可能性に期待が持てる
・缶コーヒーはだめ
・コーヒーカップで一日4杯程度が適正量
・過度な(カフェイン)摂取はコルチゾールが分泌され、ストレスにつながる

■ビール
・ビールはもともと薬で、日本でも明治初期には薬局で売られていたくらい
・ホップはハーブの一種であり、古くから鎮静・睡眠、健胃などの薬理作用と知られている
・ホップの苦味成分は、胃腸の消化酵素の分泌が活性化する
・最初の一杯でビールを注文するのは、食欲増進効果があり、健康的にも賢い選択
・副交感神経を高め、一日の疲れを癒やしてくれる
・発泡性があるため、胃腸の運動を促し、血行促進する働きもあり、消化・吸収によい
・一緒に何を食べるかも大切で、枝豆、豆腐、鳥刺しなどがおすすめ

■強炭酸水が流行ってきたので炭酸水についても・・・
・炭酸水に含まれる炭酸ガスには、胃の粘膜を刺激し、胃酸の分泌を促す働きがある
・口の中がスッキリし、食材そのものの味が引き立ち、より美味しく感じられる
・天然水を使った炭酸水であれば、ミネラルを同時に摂取できる
・レモンやライムを絞れば、不足しがちなビタミンも摂ることができる
・血行増進作用があり、老廃物の除去も促され、疲労回復効果もある

ただ飲みたいものを摂取していましたが、
まさかパフォーマンスアップにつながり、良い仕事に導かれるとは驚きでした。
読みやすいないようでしたが、とてもよいきっかけをいただけた出会いでした。

冬眠から目覚める動物も胃腸を活性化させるために、
苦いフキノトウやタラの芽を摂取しているそうですが、
生きる知恵との出会い方は変化していますが、
根本にある作用や目的は普遍的なものだと感じます。
先月の「LIFE SHIFT」もそれぞれの時間、人生においては普遍であり、
変化についていく考え方や行動を伴おう、というメッセージが含まれていた。
なにかおすすめの書籍などありましたら教えてください。

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タイトル:朝のコーヒー、夜のビールがよい仕事をつくる
著  者:馬渕 知子
発  行:2017年12月11日
発行所 :株式会社インプレス

RP さと、うま