男を磨くシリーズ第三弾、
今回は松浦弥太郎氏の「僕の好きな男のタイプ」を読んでみました。
はじめに言っておきます。
私はゲイではございません。
これは大学時代に働いていたアルバイト先の後輩に薦められた一冊です。
最初タイトルを見たときは、「ムムム?」と思ったのですが、作者を見て納得。
これはこれは、松浦弥太郎先生ではないですか。と。
まず松浦弥太郎氏についてご説明したいと思います。
この方は「暮らしの手帖」の編集長で、
現在は「クックパッド」に移籍し「くらしのきほん」の編集長です。
私、実は個人的にファンでして、
なぜかというと、ファッションや持ち物にこだわりがあり、
その心情や心意気が何ともかっこいいのです。
ジーンズはリーバイスの501、着る服の色は黒、白、ネイビー、茶の4色、
良いものはずっと使い続ける等、かっこいいのです、本当に。
いつかこんな大人になりたいなと思っています。
下記に松浦氏の参考サイトのリンクを準備いたしましたので、
気になる方は見てみてください。
http://www.newyorker.co.jp/magazine/interview/274/
僕の好きな男のタイプ、実はこれ女性のために書かれた書籍です。
これは松浦氏が今まで出会ってきた中で、
「好きだな」と思う「おとこまえ」な男がどんな人なのかを紹介することで、
どのようなパートナーと人生を共にしたいか、
愛するパートナーは人間としてどんな一面を持っているかと
自問するヒントにしてほしいと願って書いたものです。
この先の人生で私たちは様々な人たちに出会います。
その中で、
こういう人に惹かれる、
こんな風になりたい、
理想はこうあるべきなのではないか、
と考えることが往々にしてあると思います。
そして、自分がどうありたいかと考え、
自問自答し、いざ行動してみるも、
理想にはなかなか辿り着かず、
もがいてもがいて苦しみ、
壁にぶつかっては葛藤を繰り返していく。
そんな風に人は成長していくのではないのかなと思います。
一応こんな私ですが、自分の中にも理想があって、
そんな風になりたいなと思って行動してみるも、
実際には上手くいかず、何も変われていないなと感じています。
前の文章で説明したとおり、
これは「おとこまえ」な男はどんななのかということが書いてある本です。
しかし読み方の視点を変えてみれば、
男性であれば、これが自分自身に問いかけをするきっかけになり 、
女性であれば、自分のパートナーはどんな人なのかと見つめ直すことのできる、
そんな本ではないのかなと思っています。
今回得た学びは、良い男というのは、素直で自分をよく知っているということです。
自分を知っているからこそ、こうありたい、こうなりたいという理想を
追求できるのではないかと考えました。
今回これをきっかけに何だか変われる気がします。
今までは根拠の無い自信しかなかったのですが、
なんとなく輪郭をつかめてきたなと感じました。
これは男女問わず、ぜひ読んでいただきたいです。
タイトルばかりに目がいきがちですが、それ以上に良いものです。
ぜひ一読を。
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タイトル:僕の好きな男のタイプ
著者:松浦弥太郎
発刊:2014年11月27日
発行所:株式会社講談社
RP みやの