こんにちは。そろそろ梅雨が明けて欲しいですね。
夏が大好きなRPこしいしです。
今回のブックレビューは曽野綾子著、「人間の分際」です。
“「やればできる」というのは、とんでもない思い上がりだ。”
という印象的な一文を始めとして、自らの身の程を知り、
置かれた場所で幸せを感じることこそ楽に生きることができると筆者は主張しています。
本書には、日頃学んでいるフィソロフィとは対角線をいくような内容が記述されています。
そのなかでも一番に衝撃的であったのが、
「人はいくら努力をしても、うまくいかないことがある。」
という一文です。
筆者は60歳を超え、自らの人生経験の中でそのような結論に至ったそうですが、
まだ23年間しか生きていないような私には、この1フレーズを腹落ちさせることが難しかったです。
しかし、努力をしてもうまくいかない、ということを自身の著書に記すまでに至るためには、
これまでの人生で相当な努力をしてきたからこそ堂々と記述することができるのだと私は思います。
私自身を振り返ってみますと、まだまだそのようなレベルにまで達しておりません。
自らの身の丈を知るということは人生において多くのことを経験することができてこそ出来ることで、
私にはまだまだ未経験のことがたくさんあります。
仕事においても、プライベートにおいても、この先の人生で挑戦したいことがたくさんあります。
まずは「誰にも負けない努力をする」ということから始めなければなりません。
バリュー・イノベーション室の一員として、新規事業も沢山開拓していきたいです!
まずは目の前の仕事を一つ一つ全力で向かい合い、
楽しさや面白さを見出すべく、前を向いて業務に取り組んでまいります。
人生に行き詰まったら再読したいな、と思える本です。
ぜひ、ご一読を。
#サンブログ #sunblog #書評 #ブックレビュー #人間の分際
著 者:曽野 綾子
発 行:2015年7月29日
発行所 :幻冬舎新書
RPこしいし