皆様いかがお過ごしでしょうか。
「東京さんぽ」でございます。
前回の深谷に続いて、渋澤栄一翁の自宅のあった東京都北区にある飛鳥山公園を訪れました。
すぐ近くの王子神社は十社めぐりで立ち寄りました。
あすかパークレール(倍賞千恵子さんのアナウンスです)はJR王子駅中央口からすぐ、高低差18mを約2分で結んでいます。
園内は鮮やかに色づいておりました。
桜の賦の碑があります。これは松代藩士佐久間象山の作で、勝海舟の意によって建てられたとのこと。こんなところにも維新の息吹を感じます。
8代将軍徳川吉宗公は、江戸っ子たちの行楽地とするため、ここ飛鳥山を桜の名所にしました。春は桜、夏は紫陽花、秋は紅葉と四季折々の木々が迎えてくれます。
都電やD51もあり、滑り台あり、小春日和の中多くの家族連れで賑わっていました。
都電といえば、すぐ隣を都電荒川線が走っています。
渋澤邸の跡地のエリアに行くと!?しぶさわ君登場。
園内で一番西ヶ原寄りのところにご本人が登場。
銅像の見つめる先に、晩香盧と青淵文庫があります。渋澤庭園の中に残る重要文化財です。紅葉の間から差し込む光に、秋の深まりを感じます。 晩香盧
青淵文庫
大河ドラマ館の入場まで時間があったので、飛鳥山公園を飛び出し、王子稲荷神社へ。
付近はかなりの急坂であり、階段も急でした。
飛鳥山と王子神社の間はちょっとした渓谷。夏は涼しそうです。
12月26日まで大河ドラマ館となっている北区飛鳥山博物館。ここには、ドラマで使用されて見覚えのある品々がたくさん展示されていました。
栄一と千代さんブース
徳川慶喜公ブース(明治期のもの)
一般展示も見どころ満載でした。
隣の渋沢資料館は予約制でした。紙の博物館は、一般展示に夢中になりすぎて終了していました・・・。「もう一度来なさい」ということでしょう。
桜の時期にもう一度来たいと思います。今度は都電にでも乗って。
2021年もありがとうございました。
皆様よいお年をお迎えくださいませ。
次は、どこに行こうかな。
飛鳥山公園 https://www.city.kita.tokyo.jp/d-douro/bunka/koenichiran/asukayama.html
北区飛鳥山博物館 https://www.city.kita.tokyo.jp/hakubutsukan/
kx@g