ジロリアンの夏 2012

驚いたね。
二郎がメジャーデビューしてしまった。
親愛なるラーメン・フリークの読者諸兄は、
当然のことながらBRUTASの8/1号

「ラーメン、そば、うどん、冷やし中華特集」を読まれていることと思うが。
なんと二郎が特集されているではないか!
「変幻自在!ラーメン二郎 インスパイア系 全国拡大中。」
として、まず取り上げられたのはこの2店舗。

 

 

120827_05_01どーーーーーーーーーーーん!!

 

左は駒場の「ラーメン千里眼」さんの冷やし中華。

 

右は札幌「ブタキング」さんの味噌ラーメン。

 

 


 

「すっ、すっ、すんばらしい・・・・・」
ため息が出ると同時に、口いっぱいに広がる唾液。
どこからともなく、あの二郎ならではの脂っこい香りがしてくる。
ブルータスではインスパイア系の類型図も示されていた。


 

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深いなぁー。まだまだ行けてない店ばかりだ。
「修行が足りんぞ」と自分を叱咤激励しながらこの夏もいい汗を流すために店を探す。

ってな感じで、今回は駒込のインスパイア系「あかつき」さんへ。

 

 

 

 


 

120827_05_03駒込の東銀座「アザレア通り」商店街を南へ歩く。
商店街の終わりが近づくころ、「あかつき」さんの看板が。

 

 

 

 


 

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なんと餃子も始めたらしい。
餃子を食したい気持ちをグッと抑え、「あかつき麺」に豚追加、サイドメニューで「辛玉」をオーダー。


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ここの特徴は、店主も含め従業員の方々が全て女性ということ。
従って、ラーメン自体も暴力的ではなく非常に上品なため、女性客にも大人気なのだ。
二郎初心者には是非ともお勧めしたいお店だ。

待つこと10分。

いつもの合言葉

(あかつき店主)「にんにく入れますか?」
(私)「いえ、カラメだけで・・・」

 


 

120827_05_07上品な二郎が出てきたぞっ、と。

 

 

 

 

 

 


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ここに「辛玉」を入れながら食べるのが通。

 

 

 

 

 

 


 

120827_05_09さあ、修行の始まりだ。
「いただきまーーす!」
しっかり手を合わせ、感謝してから食す。

見よ、この麺の太さ!
どーーーーーーーーん!

 

 

 


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ワシワシ、ワシワシ、ひたすら食す・・・・これだけはどこの店に行っても変わらないね。

「辛玉」を入れることで、グッと味が締まる。
磨り潰された海老のシャリシャリした食感が、また、いいんだよなぁ。

『まいう~~♪』
汗みどろになりながら、8分27秒にて完食。

 


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スープも一気に飲み干してしまった。

「ごちそうさまでした。」
キッチリと手を合わせ、カウンター台に丼を乗せテーブルを布巾で拭く。
修行の終りもいつもと一緒。

 

 


『真夏の二郎はなかなか厳しいものがあるなぁ。50歳過ぎて、一体何やってるんだろうなぁ、俺・・・』

などと考えながらも修行は今日も続くのであった。

(いちろう)

 

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