驚いたね。
二郎がメジャーデビューしてしまった。
親愛なるラーメン・フリークの読者諸兄は、
当然のことながらBRUTASの8/1号
「ラーメン、そば、うどん、冷やし中華特集」を読まれていることと思うが。
なんと二郎が特集されているではないか!
「変幻自在!ラーメン二郎 インスパイア系 全国拡大中。」
として、まず取り上げられたのはこの2店舗。
左は駒場の「ラーメン千里眼」さんの冷やし中華。
右は札幌「ブタキング」さんの味噌ラーメン。
「すっ、すっ、すんばらしい・・・・・」
ため息が出ると同時に、口いっぱいに広がる唾液。
どこからともなく、あの二郎ならではの脂っこい香りがしてくる。
ブルータスではインスパイア系の類型図も示されていた。
深いなぁー。まだまだ行けてない店ばかりだ。
「修行が足りんぞ」と自分を叱咤激励しながらこの夏もいい汗を流すために店を探す。
ってな感じで、今回は駒込のインスパイア系「あかつき」さんへ。
駒込の東銀座「アザレア通り」商店街を南へ歩く。
商店街の終わりが近づくころ、「あかつき」さんの看板が。
なんと餃子も始めたらしい。
餃子を食したい気持ちをグッと抑え、「あかつき麺」に豚追加、サイドメニューで「辛玉」をオーダー。
ここの特徴は、店主も含め従業員の方々が全て女性ということ。
従って、ラーメン自体も暴力的ではなく非常に上品なため、女性客にも大人気なのだ。
二郎初心者には是非ともお勧めしたいお店だ。
待つこと10分。
いつもの合言葉
(あかつき店主)「にんにく入れますか?」
(私)「いえ、カラメだけで・・・」
ここに「辛玉」を入れながら食べるのが通。
さあ、修行の始まりだ。
「いただきまーーす!」
しっかり手を合わせ、感謝してから食す。
見よ、この麺の太さ!
どーーーーーーーーん!
ワシワシ、ワシワシ、ひたすら食す・・・・これだけはどこの店に行っても変わらないね。
「辛玉」を入れることで、グッと味が締まる。
磨り潰された海老のシャリシャリした食感が、また、いいんだよなぁ。
『まいう~~♪』
汗みどろになりながら、8分27秒にて完食。
スープも一気に飲み干してしまった。
「ごちそうさまでした。」
キッチリと手を合わせ、カウンター台に丼を乗せテーブルを布巾で拭く。
修行の終りもいつもと一緒。
『真夏の二郎はなかなか厳しいものがあるなぁ。50歳過ぎて、一体何やってるんだろうなぁ、俺・・・』
などと考えながらも修行は今日も続くのであった。
(いちろう)
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