皆さま、東京さんぽも4年目に突入しました。
この連休、母親を散歩に連れ出し、埼玉県行田市を訪れました。
行田といえば、池井戸潤が原作者である「陸王」の舞台であり、ロケ地となった場所です。
また、さきたま古墳群や「のぼうの城」でおなじみの関東七名城の一つである
忍城(おしじょう)があり、足袋製造とともに歴史の息吹が聴こえてくる町です。
そんな忍藩十万石の城下町を早速歩いてみます。
メインの通りである国道125号線。
道の両側には、こんな銅板細工があります。
【武蔵野銀行行田支店】
昭和9年完成。国登録有形文化財で、今も使われています。
【㈱イサミコーポレーション スクール工場】
「陸王」では、こはぜ屋の社屋として使われました。
なんだか、宮澤社長や玄さん、あけみさんがひょっこりでてきそうですね。
【レストラン ミヨシ】
「陸王」製作スタッフが度々訪れたという洋食屋さんで早めのランチ。
オムライスもいきたかったが、私は味噌カツに。納得の味わい。
店内は座敷もあって、続々とお客様が来店!早めに入ってよかった。
【十万石ふくさや】
【行田市商工センター】
ここでは、陸王展が開催中!
こはぜ屋の半纏を着て写真撮影する人や、
シルクレイのサンプルもあります(触れます)。
驚いたのは、こはぜ屋の決算書や新規事業計画書。
細部までしっかりと作り込まれており、製作スタッフの意気込みが伝わってきました。
地下のショップ ぶらっと♪ぎょうだ
「陸王」関係者のサインがあります。
市役所前のうどん屋さん。
武蔵野うどん・・捨てがたいがお昼を済ませたあとでした・・。
市役所前を抜け、忍城へ。
豊臣秀吉の関東平定の折、石田三成率いる2万の軍勢に対し、城主の成田氏は約500の手勢で忍城に立て籠もります。水攻めにも屈せず、北条方の城が次々と落城する中、唯一落城しなかった城です。それゆえに縁起を担ぐ人もいるとかいないとか・・。
野村萬斎さん主演の映画「のぼうの城」はこの忍城が舞台です。
城内は博物館となっており、現代の凛々しい若武者にも遭遇しました。
江戸時代になってからは、阿部家、松平家といった将軍家に近しい家が治めておりました。
天守からの眺め
ロケ地を巡れば、茂木選手がアトランティスから陸王に履き替えるシーンや、
宮澤社長が夜にランニングするシーンなど、ドラマを見ていた方なら、
そのシーンがすぐ思い浮かぶのではないでしょうか。
行田は足袋蔵巡り、陸王のロケ地巡り、そして歴史探訪と1日でできるコンパクトな街です。
ちょっと足をのばせば、古代蓮の里やさきたま古墳群も巡ることができます。
埼玉で城下町と言えば「川越」が思い浮かびますが、行田もなかなかのものです。
次はどこに行こうかな?
kx@g