皆様いかがお過ごしでしょうか。
東京さんぽでは、隠れた東京の魅力をお伝えしております。
まん延防止等重点措置の適用地域となった東京23区。
その前に今年の桜はすでに葉桜となってしまいました。
今年の連休も移動の自粛が呼びかけられておりますが、
前回より始まった「東京十社めぐり」の2回目をお送り致します。
第2回目は、亀戸天神社(江東区)をお送り致します。
JR総武線亀戸駅を降り、一路北へ。
商店街を抜け徒歩15分ほどで着きます。
徳川幕府4代将軍家綱公は天神様を篤く信仰されており、
現在の社地を寄進されたとのこと。寛文二年(1662)に開かれ、
永く「東宰府天満宮」と呼ばれていました。
御祭神は天神様、つまり菅原道真公です。
大宰府天満宮と同じく、太鼓橋を渡って、まっすぐ社殿へ。
社殿手前左側には少年時代の道真公もおられます。
隣には鷽(うそ)の像。
「うそ」は和名の由来は口笛を意味する古語「うそ」から来ており、
口笛のような鳴き声の鳥とのこと。
亀戸天神社といえば、藤棚が有名です。
毎年この時期は藤を見に多くの方々が参拝されるとのこと。
藤棚と社殿と東京スカイツリーのコントラストは絶景です。
毎年夜はライトアップされますが、今年は中止とのこと。
池には亀が甲羅干しをしております。時間の流れがゆったりと。
道真公は梅の花を好まれ、多くの和歌を詠まれたとのこと。
毎年2~3月には梅まつりも開かれます。
また書道の神様として信仰されている道真公にあやかり、
掲題には筆塚があります。毎年7月には筆塚祭があるとのこと。
亀戸といえば葛餅で有名な「船橋屋」さん。連日大賑わいで、
本店にはこの日も長蛇の列ができていました。こちらは門前の支店です。
さて、亀戸天神まで来たら、是非立ち寄りたいのが亀戸香取神社。
天神社からは5分ほど。
「スポーツ振興の神様」として有名で、オリンピック代表選手をはじめ
著名なアスリートが参拝に訪れることでも有名です。
この日もユニフォーム姿の少年少女が訪れていました。
境内にある「勝石」。心を落ち着けて触りましょう。
社務所では「勝守」も販売されています。
次はどこに行こうかな。
亀戸天神社 東京都江東区亀戸3-6-1
亀戸香取神社 東京都江東区亀戸3-57-22
kx@g