これからビジネスをスタートするのであれば、まず利用したいのが着信課金電話サービスです。それは発信者の通話料がかからない「フリーダイヤル」と呼ばれるもので、企業イメージを高めるなどのメリットが期待できます。
フリーダイヤルを取得するための手順や費用について紹介します。
フリーダイヤルならNTTコミュニケーションズの公式サイトからが便利
フリーダイヤルというのは、NTTコミュニケーションズが提供する着信課金電話サービスのこと。このため、フリーダイヤルの番号を取得したい!と思った時には、NTTコミュニケーションズにて手続きする必要があります。
申し込みは、公式サイトからが便利です。サイト上の以下の情報をしっかりとチェックしてみてください。
- サービス内容
- 契約条件
- サービス提供料金
内容を確認し、納得出来たらそのままサイトから申し込み手続きを済ませます。
フリーダイヤル申し込みの際には、自分の好きな番号を指定することができます。ただしほかの人がすでに使用している番号を選ぶことはできません。フリーダイヤルだと「0120」番号が知られていますがこちらは現在番号が枯渇しており、新たに登場した「0800」番号のほうが番号を選びやすい状況です。
申し込み手続きを終えたあと、NTTコミュニケーションズ側で開通作業を行い、それが完了するとフリーダイヤルを利用できるようになります。大体1週間~10日程度をみておいてください。
着信課金電話サービスは、NTT以外でも利用可能
フリーダイヤルはNTTコミュニケーションズ提供のサービスの呼称ですが、類似したサービスはNTT以外の会社でも提供しています。他社が扱う着信課金電話サービスはフリーコール、フリーボイスなど別の名称を使っていますので、ぜひチェックしてみてください。
料金やサービス内容については、提供する会社によって差がでやすいポイントです。申し込みの手順は、NTTコミュニケーションズの場合とほとんど変わりありません。現在利用している電話会社から、該当するサービスに申し込むのが、もっとも手間がかからないでしょう。番号ポータビリティにも対応していますので、各社のサービス内容を比較検討してみてください。
また、スマートフォンだけで0120番号の発着信が可能になるサービスも、近年人気を集めています。外出先でも電話の発着信ができれば、その分仕事のチャンスを失いにくくなりますので、特に事務所が無人になりやすい人数の少ない企業にとってはメリットがあります。
この場合は、アプリをインストールして設定して利用します。非常に手軽に利用可能なので、新しいフリーダイヤルの取得方法として注目してみてください。
まとめ
企業の電話番号としてフリーダイヤルがあると、
- 通話料の負担がないため、顧客からの電話アクセスが増えやすい
- 顧客満足度が向上することで企業のイメージアップが図れる
- ゴロがいいなど覚えやすい電話番号に設定できる
- 企業が移転で固定電話番号が変更しても、フリーダイヤル番号はそのまま継続して使える
- 顧客からの電話について、コール数・時間・曜日などさまざまな分析ができる
といったメリットがあります。今回紹介した導入方法も参考にしながら、ぜひ検討してみてはいかがでしょうか。