花街として栄えた歴史を持つ新宿区荒木町は、当時の雰囲気を色濃く残しているノスタルジックな街です。
老舗の小料理屋や粋な居酒屋も多く、食通が通う街としても知られています。
荒木町界隈にオフィスがあると、趣深い落ち着いたオフィスライフを味わうことができるでしょう。
新宿区という立地が生かせる交通アクセス
新宿区荒木町は、東京23区の真ん中ともいえるエリアに位置しています。
町域内には駅はないものの、都営地下鉄新宿線の「曙橋駅」から東京メトロ丸ノ内線の「四谷三丁目駅」まで徒歩10分以内、この2つの駅に挟まれた場所に荒木町があるため交通利便性に申し分のない環境です。
特に、新宿・東京・池袋といった巨大ターミナル駅までダイレクトで移動できる点は、通勤・営業ともに大きなメリットになるでしょう。
また、丸ノ内線の一つ隣の駅は「四ツ谷駅」であることから、JR中央線や総武線、東京メトロ南北線にもアクセスしやすい利点もあります。
四ツ谷駅へも徒歩15分ほどなので、オフィスの場所によっては歩いて通勤もいいかもしれません。
さらに靖国通り、外苑東通り、新宿通りなどの大通りがそばを通っており、車でのアクセスも良い点も見逃せません。
風情を感じる坂道と階段
荒木町エリアの地形は「すり鉢状の窪み」になっており、街を歩くと不思議な坂や階段に出くわします。
古い坂が残る街は都内に何カ所かありますが、荒木町の坂道には独特な雰囲気があり、芸者衆が行き交った花街としての面影が随所に感じられます。
荒木町の歴史を紐解く重要スポットといえるのが、スリバチ地形の谷底にひっそりとたたずんでいる「策(むち)の池」です。
江戸時代、荒木町一帯は松平摂津守の屋敷地であり、同池は庭園の中心にありました。
明治に入って庭園が一般公開されるようになると、「お江戸の箱根」と称されるほどの観光名所となり、その後の花街としての街の発展につながっていきました。
思わず見逃してしまうような小さな池ですが、当時はかなりの大きさを誇っており、池の一角には滝が流れるなど、その風光明媚な景観が多くの人々を魅了していたそうです。
気品だけでなく温かみもある飲食店街
荒木町は独特な魅力があり、石畳の路地を歩くとワンダーランドに引き込まれていくような気分になります。
気品ある夜のイメージが強い荒木町ですが、実はオフィス街と住宅街、飲食店街、教育機関や官公庁の建物が入り組んだ複合的なエリアで、ランチ天国でもあります。
安いランチを提供してくれる小料理屋や、手の込んだお惣菜にコーヒーまでついてくる隠れ家的な店など、昼の時間帯のグルメ事情も驚くほど充実しています。
食通の街・荒木町は、仕事の活力をくれる街でもあるのです。
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