東京23区の西部に位置するベッドタウンである中野は、アニメや漫画など、サブカルチャー(サブカル)の発信地として広く知られています。
近年の複合再開発によって、中野駅周辺は近代的な都市空間に生まれ変わりましたが、駅前には昔と変わらないディープな賑わいも残っています。
次世代に向けた壮大な再開発プロジェクトは現在も進行中で、ビジネス拠点としても新たなステージへ向かう中野から目が離せません。
都心への移動に理想的な立地
中野区には12の駅が存在しており、JR以外にも東京メトロの東西線や丸ノ内線、都営大江戸線や西武新宿線が区内を走っています。
エリアのほぼ中心部分に位置しているのが、再開発の中核でもある中野駅。
JR中央線(快速)と中央・総武線(各駅停車)、東京メトロ東西線が乗り入れており、JRと東西線のホームが同じ駅内にあるため、改札を出ることなく乗り換えることができます。
中央線の快速に乗れば、隣駅の新宿駅まで4分ほど。
終点の東京駅までも約18分で行くことができる抜群のアクセス力は、フットワークの軽さが必須のビジネスシーンにおいて大きな強みとなるでしょう。
東西線の始発駅でもあり、一部の列車はJR中央・総武線(各駅停車)との直通運転も行っています。
バス路線も充実しており、駅前から羽田空港までリムジンバスも出ているため、出張時も快適な移動が可能です。
次世代に向けたまちづくりの概要
中野駅の北口側には「中野四季の都市(まち)」の愛称がつけられた近代的な緑地空間が広がっています。
駅の北西部となるこの一帯には、かつて陸軍の関係施設が存在しており、戦後は警察庁警察大学校や警視庁警察学校などに使用されていました。
2001(平成13)年に同施設が府中市に移転したことで、当初は清掃工場の建設計画が策定されていましたが、2003(平成15)年に中止が決定し、跡地利用計画の見直しが行われました。
防災公園でもある「中野四季の森公園」と、複合施設の「中野セントラルパーク」が竣工したのが、2012(平成24)年。
大型のオフィスビルやレジデンスタワーが公園を囲んで立つ、開放感のある緑豊かな都市空間が誕生し、大学の新キャンパス開設も相次ぎました。
2024(令和6)年には、公園の隣に中野区新庁舎が開庁。
ユニバーサルデザインを重視した庁舎は区役所とは思えないほど斬新な外観で、中野区のまちづくりへの本気度が伝わってきます。
新たなエネルギーを生み出す活動拠点へ
中野四季の都市の誕生とともに、中野駅周辺の街並みは激変し、オフィスワーカーやファミリー層、学生の割合が大幅に増加しました。
その一方で、駅前の老舗商店街「中野サンモール」や、サブカルの聖地「中野ブロードウェイ」の賑わいも健在で、近年では訪日外国人が観光に訪れる街としても知名度が高くなってきました。
中野の複合再開発事業は「100年に一度」と呼ばれるほど壮大なもので、そのプロジェクト数は11にも及びます。
独自のカルチャーを持つ街としての魅力を大切にしつつ、未来に向けて移り変わる中野エリアは、進化を続ける大注目のビジネス拠点といえるでしょう。
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