茗荷谷(みょうがだに)は、文京区の南西部に位置する地域です。
エリアの中心には交通量の多い「春日通り」が走っていますが、通りから少し離れると閑静な住宅街となり、緑豊かなスポットと融合している雰囲気が印象的です。
落ち着いた環境で住みやすいエリアとして人気がありますが、交通利便性や街全体の機能性の高さから、働きやすいエリアとしても注目されています。
単独駅ながら申し分のないアクセス環境
茗荷谷駅は東京メトロ丸ノ内線の単独駅ですが、丸ノ内線は池袋、大手町、銀座、霞ヶ関、新宿駅など都心の主要なエリアを走っており、ほかの路線とも接続が良い路線です。
2駅先に巨大ターミナルの池袋駅があり、わずか5分で移動できます。
池袋駅に出てしまえば、東京メトロ有楽町線と副都心線、JR各線(山手線、埼京線、湘南新宿ライン)、さらに東武東上線や西武池袋線も利用できるため、都内での営業回りも他県からの通勤も申し分ない環境です。
また、池袋駅の反対方面には東京駅があり、約10分でダイレクトにアクセスできるので、新幹線を利用した出張の際にもスムーズな移動が行えるでしょう。
茗荷谷駅のすぐ前には「春日通り」が走っているため、車やバスを使った移動にも便利。
駅ビル内や駅前にスーパーやコンビニ、ファミレス、ドラッグストアや100円ショップなどが揃っているのもうれしいポイントです。
茗荷谷の名前の由来
茗荷谷という名前は、古くからこの地でミョウガの栽培が盛んに行われており、ミョウガ畑が多く存在していたことが由来といわれています。
現在ではミョウガ栽培もほとんど行われていませんが、駅からすぐの場所にある拓殖大学文京キャンパスで小さなミョウガ畑を見ることができます。
かつては「茗荷谷町」という町名も存在していましたが、1966(昭和41)年の住居表示実施後は小日向地区に属されることとなり、茗荷谷町は消滅。茗荷谷駅を中央に文京区小日向・小石川・大塚が隣接しています。
エリアの春日通りを挟んだ両側は江戸時代には大名屋敷が多く建てられた高台で、その広い跡地は大学のキャンパスや高級住宅地として古くから拓けており、落ち着きのある上質な空間がひろがっています。
また、このエリアは小石川植物園をはじめ、公園、サクラ並木など都心でも豊かな自然を感じられる場所が近くに多いので、仕事中の休憩や通勤時のリフレッシュがしやすい環境でしょう。
治安の良さもビジネスの武器に
茗荷谷エリアは犯罪率が目立って低く、治安がよいことでも知られています。
文京区は都内有数の文教地区として知られていますが、とりわけ茗荷谷エリアの教育水準は高く、茗荷谷駅周辺には有名大学・高校のキャンパスが数多くあります。
名門と称される公立小学校や国立小学校も存在しており、教育レベルの高さが地域の治安の良さにもつながっているといえるでしょう。
治安面の不安がないのは、その地に住む人だけでなく働く人にとっても重要なポイント。
従業員が安心して働ける場所にオフィスを置くことは、安定してビジネスを進めていくための基盤ともいえます。
理想的な住環境に恵まれている茗荷谷は、仕事においても多くのメリットが期待できるエリアなのです。
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