今月の「この一冊!」 ~月刊 『致知』~

私がこの『致知』という月刊誌に出会ったのは、

弊社にお世話になった翌年です。

book9 月刊 致知 2012年6月号


記載されている記事・評論・対談等は毎月特集されるテーマに沿い、
人生の諸先輩・大先輩のご意見が記載されています。
読み込むことで「自分の生き方」を見直すことができ、「生きる力」を与えらます。
まだ、隅から隅まで、読めないことが残念ですが、人間力を高めるためのヒントを頂いています。
歴史上の”美しい日本人の物語”や”論語”について、やさしく解説をしてくれています。
いままでの日本人の在り方や今後の日本の国家の在り方について、
考えさせられることが多くあります。

【一途一心】
の特集がありました。

book10 月刊 致知 2012年2月号


この【一途一心】というのは、「ひたすら、ひたむきに」ということです。
「コツコツ」ということと同義語です。
人生の先達も一致して、この【一途一心】.を説いています。
この根底にあるのは無心であり、心に雑念、妄念が入っては、
人間は「コツコツ」にはなれないと言っています。

また、【常に前進】という特集の中で、
「変化に即応できる者だけが生き残る」という項目で、人間力に磨きをかけるのは、
今後は五つの”自”を実行していくことが大変化の中を生きる重要なカギになると考えると論じています。
まず、《自主判断》《自助努力》《自己責任》です。
これらが実行できる日本人はまだまだ少ないようです。
これに加わるのが《自立》(independence)と自らの考えで行動する《自律》(autonomy)です。
この五つの心を持った人達が連帯していけば、日本は再び活力を取り戻し、
新たな繁栄に向かうことができると論じています。

書ききれないほどの内容が詰まっています。
自分を磨く「人間学を学ぶ月刊誌」です。
機会あれば是非手に取っていただければと思います、考え方は変わります。
そして、フィロソフィーにもっと磨きがかかると思います。

ひろえ